2月15日(水)、能登高校で「総合的な探究の時間(総探)」の発表会が開催されました。
昨年10月に開かれた中間発表から約4か月間、毎週の授業時間や放課後を使って活動を進めてた1・2年生。
最終発表会は、生徒教員のほか保護者や評価員の方々も観覧する中、午前の部と午後の部に分けて全22チームが発表しました。
どのチームも発表に向けてスライドを準備し、メモを見ないで話せるように練習してきました。自分たちの活動を分かりやすくまとめて人に伝えることはもちろん大事。そしてそれと同じくらい、他のチームの発表をしっかりと聞くということも、必要な学びです。
運営チームは、発表を聞く側の生徒も主体的に参加できるように工夫しました。午前の部では、3チームずつ教室に分かれ、時間ごとに部屋を移動しながら発表を繰り返しました。
小さい単位で発表を行ったことで、聞く側も埋もれず気軽に質問し、その質問や意見から探究への理解をさらに深めることができました。
午後の部では場所を体育館に移し、生徒や見学者が記入した評価シートから選ばれた上位4チームと春からこの授業を引っぱってきた運営チームが発表。大勢の人を前に話すのは緊張もあったと思いますが、どのチームも堂々と発表しました。
評価員の方からもコメントもいただき、最後に優秀チームが選ばれました。
最優秀チームは、「能登の海のプラスチックゴミをどうすれば減らせるか」をテーマに大学や企業と連携してクリーンイベントを企画するなどしたチーム。(このクリーンイベントについては後日告知!)
優秀チームは「能登町で元気な子どもが育つために」町内の保育園や児童館での聞き取りとイベントを行ったチームと、「能登町特産ブルーベリーの認知度を上げるため」、商品を開発販売したチーム。
どのチームもそれぞれに工夫して地域課題の解決に取り組んできました。探究を通して地域と向き合う中で、改めてその魅力にも気が付いたという声も少なくありません。この経験から自信がついたという人も反省点がある人も様々だと思いますが、何らかの発見を今後の学習や活動につなげられることを祈っています。
これまでの探究の様子は、能登高校ホームページ内、「探究の窓」でも随時更新されています。こちらの投稿は途中から運営チームの生徒が担当しました。よろしければご覧ください。