能登高校魅力化プロジェクト

お知らせ

2023.02/03

課題研究発表会が開かれました

地域産業科の3年生は、課題研究と総合的な探究の時間(総探)を組み合わせてじっくりと学びを深めています。

「6次産業化」を共通テーマとして、それぞれの考える「この地域をより良くするためにできること」に1年間かけて取り組んできました。

6次産業化とは、1次産業(生産)、2次産業(加工)、3次産業(販売)を融合することで新しい産業をつくる取り組み(数字を掛け合わせて6次産業)。

1月28日(土)、活動の集大成として、研究内容を発表しました。

 

 

あるチームは、道の駅桜峠(能登町)付近のサルビアロードをテーマに取り組みました。

約4万本ものサルビアを毎年植えて水やりを行うのは大変な作業ですが、能登町を訪れる人を癒してくれる観光スポットになっています。生徒たちはサルビアロード保全の仕組みを整えるため、生分解可能な肥料を作り、認知度を高めるためにポスターを制作。このポスターは能登町役場各支所に掲示されるそうです。

 

 

またあるチームは、昔から能登地方に縁のある「クジラ文化の発信」に取り組みました。伝統文化を発信することで、「町への関心を集める」ことも期待できますが、生徒たちの目標は「地元の人が町に誇りをもつ」ということ。クジラをイメージしたドリンクを考案し町内の飲食店で販売するなどしてクジラの文化を多くの方へ届けました。

 

 

ほかにも「子育てに適した町づくり」や、寒ブリならぬ「夏ブリの売り出し」など、全8チームが発表し、福祉コースの生徒は手話ソングを披露しました。

 

3年生の発表に鋭い質問を積極的に投げかけた1・2年生が取り組む総合的な探究の時間の最終発表会は2月15日(水)に能登高校にて開催されます。