能登高校では2019年に「総合的な探究の時間(総探)」が導入され、今年で4年目です。生徒たちはこれまで学校や地域で様々なアクションを起こし、町内外の方々にも活動について少しずつ知ってもらえるようになってきました。
そんな能登高の総探ですが、今年はいつもと少し違った形で行われているんです。
まず、運営チームが発足し、教員と一緒に授業づくりの会議から参加しています。授業の運営や他チームへの指示も運営チームが担っています。昨年度の総探の経験・反省を活かして、21チームを引っ張ってくれる頼もしい存在です。
そして、2年生が選んだ探究テーマに1年生も加わり、2学年合同チームで探究に取り組んでいます。学年の垣根がない能登高生ならではのしくみで、学年に関係なく積極的に意見を出し合い、お互いに協力し合って活動しています。
さらに、教員や魅力化スタッフら20名もの伴走者が各チームの活動をサポート。サポートといっても、だれかが探究のゴールを知っているわけではなく、生徒に寄り添い、チームの一員として一緒に考えていくことが伴走者の役割です。
10月5日(水) には、全チームが中間発表を行いました。1年生が加わってから1か月足らずの短い期間でしたが、どのチームも放課後や週末を使って積極的に活動している様子。他チームの発表を聞いて刺激を受けたり、自分たちの活動を言葉にして伝えることで理解を深めたり、周りからの鋭い質問に今後のヒントをもらったり、それぞれに収穫があったかと思います。
来年2月の最終発表へ向けて、さらに探究を深めていく能登高生にご期待ください!
探究の様子は、能登高校ホームページ内、「探究の窓」でも随時更新されています。よろしければこちらもご覧ください。