能登町では、行政や能登高校、各種地域団体、地域住民有志などによる「能登高校を応援する会」を2009年に発足し、町が一体となって能登高校を盛り立てていく高校魅力化プロジェクトに取り組んでいます。
2014年に能登高校の中にできた公営塾「鳳雛塾」。
その取り組みは生徒たちの学習意欲を高め、進学ニーズが高まりました。これを受けて、2016年に町が運営する「まちなか鳳雛塾」が開塾しました。
能登高校では、令和3年度から全国の高校生を対象に「能登高留学」を実施しています。1つは県外生が高校3年間を能登高校ですごす「3年留学」。もう1つは高校2年生の1年間だけを能登高校ですごす「高2留学」です。
異なる地域から集まる生徒たちは、世界農業遺産の豊かな自然に囲まれた能登での高校生活を通して、新しい価値観や友情を育みます。また、地元で生まれ育った高校生も留学生がもたらす多様な考え方に触れることで、自分の地域を客観的に見つめる機会を得られます。
能登高校は、全国から生徒を迎え入れ、共に成長できる環境を目指しています。
地域と高校、町が共同で立ち上げた会で、設立は2009年の能登高校開校の年です。
町内の主な団体やご厚意で会費をいただいた一般会員の方々で構成されています。
町からの補助金と会員からの会費で運営され、生徒や保護者への各種助成事業を行っています。