6月9日、地域産業科3年のフードデザイン選択の生徒を対象に、伝統食の調理実習が行われました。
2回目となる今回も、「能登イタリアンと発酵食の宿ふらっと」の船下智香子さん、ベンジャミン・フラットさんご夫妻を講師としてお招きしました。

今回は能登の伝統発酵食「鯵のひねずし」の漬け込み技術を学ぶとともに、奥能登で古くから愛される魚醤「いしる」を使用したスープの調理に挑戦!
まずはスープの調理です。「玉ねぎとじゃがいものいしるスープ」を作ります。
調理法は至ってシンプルで、玉ねぎとじゃがいもを茹でていしるを加え、茹で汁ごとブレンダーにかけるだけ。
仕上げにチーズと黒胡椒、そして追いいしるを少しかけてあっという間に完成しました。
野菜の甘みといしるのコクが調和した美味しいスープに、おかわり希望者続出!
いしるの簡単な活用法を知ることができました。


続いて鯵のなれずしの漬け込みへ。
「ひねずし」や「すす」とも呼ばれるなれずしは、祭りなどハレの日に振る舞う特別なごちそうとして、奥能登で古くから愛される発酵食です。
作り方も家庭によって様々で、それぞれの家の味が存在するのも特徴です。
「綺麗な放射線状になるように並べて〜」「ぎゅっと体重をかけて押し込む!」と船下さんのアドバイスを受けながら、なれずしを漬け込んでいく生徒たち。
漬け込んだなれずしは乳酸発酵させ、完成を待ちます。
生徒たちが漬け込んだ「能登高の味」、仕上がりが楽しみですね!


発酵文化の奥深さを知るとともに、発酵食を身近な存在として感じることのできた時間となりました。
このような能登ならではの調理実習ができるのも、能登高校の魅力のひとつですね。
