能登高校魅力化プロジェクト

お知らせ

2022.05/03

まちなか鳳雛塾で「ウクライナ情勢を知る会」開催

4月22日(金)、まちなか鳳雛塾にて「ウクライナ情勢を知る会」を開催し、能登高生13名と地域の方、塾スタッフが参加しました。

ゲストは、今年2月までウクライナの首都キーウで暮らしていた金子夏樹さんと、妻の尚子さん。夏樹さんは以前モスクワで働いていたこともあり、両国に縁のあるお二人です。オンラインでウクライナとロシアの現状や歴史、文化などについてお話していただきました。

侵攻の理由について、夏樹さんは歴史的な面から、ロシアにとってのウクライナの重要性を話し、尚子さんは日常の場面で感じたウクライナのロシア離れを指摘。

参加者からはウクライナの食文化にまつわる質問もあり、現地のスーパーマーケットに並ぶ食材や、ウクライナの家庭料理など、普段の暮らしがイメージできるエピソードなどもお聞きしました。

夏樹さんは高校生たちへ「一方的な見方が広がりやすい世の中だが、情報をうのみにせず自分の頭で考えることをくせにしてほしい」と呼びかけました。

参加した生徒からは、「ニュースでは戦争が起こった原因や、世界への影響などの話が中心だったが、今回はそこで暮らす人々が感じていることや普段の様子など、別の視点から話が聞けた。色々な視点から見ていくことが大事だと気付くと同時に、これからも両国について調べていこうと思った」と感想を話しました。